東海林さだおの漫画
東海林さだおの漫画は好きである。サラリーマンの哀歓を描いているところがいい。それも、ささやかな哀歓、マイナーなサラリーマンの姿を。
だから、この人の漫画が載っていれば好んで読むのだが、先週発売の週間文春1月14日号の「タンマ君」はよくわからなかった。
タンマ君が同僚と二人で焼き鳥屋に行き、串4本を塩で、と注文し、おやじさんが塩を振るときの眼の凝らし方がいいね、などと感心しながら見ているうちに串4本がばーんと出てくる。二人は、(それを食べて)うまく行ったね、と言いながら、今度は別の店で同じことをする。その店では、おやじさんが塩を振る姿を見て二人はがっくりする、というストーリーなのだが、これがよくわからない。
漫画だから、心の動きまで文字で表現されているわけでなく、画で読み取るしかないのだが、二人ががっくりした理由は多分、オヤジさんの塩を振る姿の違いにあると思う。
だが、タンマ君はそういうキャラではないし、そいうことがこの漫画のテーマになるとは思えない。「うまく行ったね」というセリフの意味もわからない。
というわけで、読むほうのセンスが無いからかも知れないが、わからないことだらけで、いささか欲求不満の残る漫画でした。どなたか、読まれた方は教えてください。
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コメント
一度チラッと読むだけだから、確かなことは言えませんが、
出てきたのは4本ではなく5本だったのではなかったですかね
つまり褒めたら一本余計に出てきたということ
違う店でがっかりしたのは覚えてません
投稿: IKKI | 2010年1月30日 (土) 15時52分
文春を取り出してきてみ読み返してみました
違う店では、ふった塩が焼き鳥にかからないくらいの腕前の店主だったので、褒めようが無くがっかりした、と言うことでした
投稿: IKKI | 2010年1月30日 (土) 16時04分
ありがとうございます。
それで、ストーリーが納得できます。もう少し、画をきちんと見るべきでした。注文したよりも多い本数の串が、ばーんとで出て来た。そのうれしさ。
それに味を占めて、今度は別の店でやってみようという、このセコさ。これぞ東海林さだおの世界ですね。
これから、もう少し感覚を磨いて漫画を見ます。
投稿: | 2010年1月31日 (日) 18時59分